レアール法律事務所ブログ

秋葉原にあるアットホームな法律事務所です。弁護士や事務員が日々の出来事や法律に関する記事を投稿します。

-企業法務支援部

やっぱり部屋にいました

皆さんこんにちは、事務の末永です。

 

先日、とある場所で、建物明渡請求執行事件の催告がありました。

 

この債務者は一切連絡が取れなくて、訴訟にも出廷しませんでした。

 

現地調査をした際も、ポストには、チラシと本人宛の郵便物があふれていました。

 

催告前、執行官から債務者の事情を聞かれたので、「おそらくですが、住所柄、夜の仕事をしていそうなので、今の時間なら部屋にいると思います」と告げて、部屋へ向かいました。

 

執行官が、チャイムやドアを何度もノックしましたが、応答がありませんでしたので、合鍵を使って中へ入ろうとすると、玄関に部屋の鍵が置いてありました。

 

玄関でも、執行官が債務者の名前を何度呼んでも応答がなかったので、部屋の中へ入っていくと、債務者は、部屋の中で熟睡していました。

 

債務者が起きると、執行官から一通りの説明をして、催告は終了しました。

 

債務者から、我々が部屋を出る寸前に、「滞納分を払うからこのまま住めないか」と相談がありました。

しかし、到底飲めない相談でした。このような債務者はまた必ず滞納するでしょうし、依頼者であるオーナーも早急な明渡しを希望していますから。

 

催告が終わったので、あとは、断行前に退去してくれれば良いのですが、結局、この手の債務者は、退去するにしても、こちらに何の連絡もなく出ていってしまうのでしょう。

 

猫屋敷のその後(完)

皆様、あけましておめでとうございます。

事務の末永です。

 

去年から継続している猫屋敷の件です。

 

債務者は、執行官から「残置物は全て処分しますよ」と言われても、かたくなに拒否し、「保管して欲しい」と言っていました。

 

その後、競売日の5日前になっても一切連絡が無いので、やっぱり競売かと思って準備をしていたところ、債務者から連絡があり、競売日の2日前に荷物を取りに行きたいとのことでした。

 

自分的には半信半疑だったのですが、債務者は、約束の当日、引越し屋さんを連れてきて、全ての荷物を運び出しました。

 

猫はどうなったのか確認すると、新しいアパートに14匹いるとのことでした。

もちろん、新居の大家さんも管理会社も、猫が14匹もいることは知らないとのことでした。

 

それ以上のことは聞かずに話を終えましたが、この債務者は、きっとまた新居の大家さんからも今回と同じ手続をとられるような気がします。

 

さて、今年はどんな経験をするかはまだ分かりませんが、このブログの話題には困らないと思います。

 

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

 

猫小屋の続き

皆さんこんにちは、事務の末永です

 

先日、件の猫小屋の断行手続がありました。
 

断行前日までに債務者から連絡が何度かあり、「猫は責任も持って対応するし、荷物も必ず片づけておきますから」とのことでした。

 

しかし、やっぱり責任は持っていただけなかった。

 

断行当日の朝になって、「猫が4匹残っているし、部屋の片づけもできなかった」との連絡がありました。

 

断行は、猫の確保から始まりました。

猫は債務者に引き渡し、残った荷物については、執行官が「処分してもかまいませんか?」と債務者に尋ねると、「全て必要だ」とのことでした。

 

前回も書きましたが、部屋の中がすごく臭いのです。本当に耐えられないほどの臭いがするものばかりです。

こうした臭いがきつい荷物を保管となると、保管倉庫に匂いが残り、倉庫会社からクレームが来るので、執行官が何とか処分の方向で説得を繰り返しましたが、債務者は頑として「残してほしい」とのことでした。

 

結局、トラック1台分の荷物を保管にしましたが、債務者が引き取りに来るのかは全く不明です。

 

3週間後に取りに来なければ、競売となりますが、おそらく誰も競売に参加はしないでしょう。

競売情報に「臭い」のことは記載されていませんが、品目からしてまず競落されることがないものばかりですから。

 

断行後、債務者からの連絡は一切ありません。

 

結局、債権者が買い取らなければならない結果となるのでしょうか。

その結果はまた、次回に書かせていただきます。

 

猫小屋

皆さんこんにちは、事務の末永です。

 

先日、都内で建物明渡強制執行の催告がありました。

 

本件の依頼を受ける際、保証会社から、対象物件では猫が3匹飼われていることを聞いていました。

 

しかし、訴訟の際、被告が出廷してきて、弁護士が確認したところ、実は、猫は5匹いるとのことでした。

 

これを踏まえて、強制執行では、執行官面接時に、猫が5匹いることを伝えました。

 

催告当日、債務者は不在でした。

 

合鍵を使って、猫が逃げないように玄関ドアを開けると、部屋からとんでもない匂いがして、みな部屋の中に入るのを躊躇しました。

 

執行補助者が最初に部屋の中に入って様子を確認すると、「猫が10匹以上いる」とのことでした。

 

その部屋の中は、猫小屋となっているようでした。

 

部屋の中には5分もいることが出来なくて、みな出てきて、部屋の外で手続を進めました。

 

今月、本件の断行があります。

 

猫は必ず債務者の方で対応してもらえるように連絡をしていますが、本件の顛末については来月ご報告させていただきます。

 

ちなみに、猫は全部で14匹いました。

 

「記録更新」の後日談

皆さんこんにちは、事務の末永です

 

前月の記事(「記録更新」)の後日談です。

 

強制執行でトラック5台分の荷物を保管しましたが、結局、債務者は、荷物を引取りに来ませんでした。

 

事前に、オーナーにも引取りには来ないでしょうと伝えてはありましたが、保管費と処分費だけでも70万円ぐらいかかるので、残る希望は、買受業者が競売日に買受けに来てくれるのを待つだけでした。

 

しかし、今までの経験上、トラックを何台も準備して、買受けに来る業者を見たことも聞いたこともありませんでした。

 

競売当日は、10分ぐらい前に現場に着きました。

すると、何度か見かけたことがある業者さんがいらっしゃるではありませんか!

 

しかし、人員は2名で、トラックも1台しか準備していませんでした。

 

挨拶をし、「本日は第●●号(事件番号)の買受けですか?」と尋ねたところ、その業者さんは「そうです」と答えてくれました(心の中で万歳でした)!

 

また、荷物の量が多い点(人員とトラックの件)も尋ねると、その業者さんは「もうすぐトラック4台とうちの精鋭部隊が6名来ます」とのことでした!

 

競売が始まり、外の買受人が来ていなかったので、その業者さんが最低売却金額の33000円で落札してくれました!

売却金額はともかく、買い受けてくれたこと自体、こちらとしては、大満足でした。

 

オーナーも売れたことに大変驚いていました。

 

本当に色々な経験が出来る職務ですが、今回の買受けの件は、本当に良かったです。

 

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